マッキンゼー・アンド・カンパニー
McKinsey & Company
CEOと並走し、変革を実行まで支える経営コンサルティングファーム(新卒はビジネスアナリストとして採用)
マッキンゼー・アンド・カンパニーは1926年に米国シカゴで創業した経営コンサルティングファームで、日本オフィスは1971年に開設された。企業のトップマネジメントを主な顧客に、全社戦略・成長戦略・M&A、組織変革、オペレーション改善、デジタル・AI活用、公共セクター向けの政策支援までを手がける。日本オフィスでは、グローバルの専門知見と日本の産業理解を組み合わせた戦略支援に加え、CEOの行動や意思決定を研究する「CEOエクセレンス」、デジタル変革を担うマッキンゼー・デジタル、企業変革・再生の実行を支援するRTS、経済・社会課題を分析するMcKinsey Global Instituteなどの活動を公式サイトで紹介している。新卒は国内大学の学部生・修士生を対象に「ビジネスアナリスト」として採用し、28卒は夏・冬の2回の選考枠を設けた。選考はレジュメを含む書類審査、ゲーム形式のオンラインテスト「Solve」、人物面接(PEI)とケース面接(Problem Solving Interview)を組み合わせた面接2〜3回、そして必須のインターンシップで構成される。非上場のため財務数値は公開されていない。
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事業セグメント
戦略・コーポレートファイナンス
全社戦略、成長戦略、新規事業、M&A・事業ポートフォリオの見直しなど、経営トップの意思決定を支援する中核領域。
組織・CEOエクセレンス
組織設計、人材・リーダーシップ開発、経営チームの運営など。日本オフィスはCEO研究に基づく経営者支援を前面に打ち出している。
マッキンゼー・デジタル(テクノロジー・AI)
デジタル技術・データ・AIを使った事業変革と、実装まで伴走する支援。
オペレーション・RTS(企業変革・再生)
調達・製造・サプライチェーンの改善と、業績回復や大規模変革を実行段階まで支援する専門ユニット。
パブリックセクター・McKinsey Global Institute
政府・公的機関への支援と、経済・社会の長期課題に関する調査研究。
選考フロー
28卒(2028年3月卒)は公式に2回の選考枠がある。夏選考:2026年3月1日〜5月31日に応募受付→3月から書類審査とオンラインテスト→4〜7月に面接2〜3回→2026年7月・10月・11月のいずれかでインターン参加。冬選考:2026年6月1日〜9月15日に応募受付→6月から書類審査とオンラインテスト→8〜11月に面接→2027年2月・3月のいずれかでインターン参加。本調査日(2026年9月28日)時点で28卒の応募受付はいずれも終了している。同年度内の再応募は不可。
- 1
アプリケーション提出(レジュメ・エントリーシート)
所要:28卒は夏選考 2026年3/1〜5/31、冬選考 6/1〜9/15 受付公式の応募ページからアプリケーションを提出。学歴・スキル・実績をまとめたレジュメ(英語または日本語)が必須。体験記ではあわせて学業・職務経験・課外活動の実績を200〜400字で記述するES設問が報告されている。
- 2
書類審査
所要:数週間レジュメとESで実績とポテンシャルを見られる。通過者に順次オンラインテストの案内が届く。
- 3
適性検査(McKinsey Solve)
所要:3種・約1.5〜2時間(26卒〜27卒前半の体験記)、2種・約1時間(27卒後半の体験記・海外ガイド)ゲーム形式の独自テスト。日本の体験記では、26卒(2024年10月)で生態系構築・図表読み取りと計算・微生物の3種、27卒(2025年9月)で生態系構築・レポート作成・菌類培養の3種(約2時間)という報告がある一方、27卒の2025年12月以降の報告ではゲーム2つ(各30分程度)や計算問題とゲームの2題(約1時間)という構成が多い。英語圏の対策ガイドでは、2025年以降の標準構成はRedrock Study(データ分析・レポート)とSea Wolf(条件に合う微生物を選ぶ最適化)の2種・約65分で、生態系課題は廃止されたと説明されており、日本でも27卒の途中から2種構成に移った可能性がある(推定)。28卒の構成は体験記で未確認。結果は2週間ほどで通知されたという体験記がある。
- 4
1次・2次選考(面接 計2〜3回)
所要:1回30〜60分各回がPEI(Personal Experience Interview:過去の経験の深掘り)とケース面接の組み合わせ。ケースは面接官が進行をリードし、構造化・グラフの読み取り・計算を順に問う形式が多い。オンライン中心。
- 5
インターンシップ(参加必須)
所要:数日間28卒夏選考は2026年7月・10月・11月、冬選考は2027年2月・3月のいずれか1回に参加する必要がある(公式)。体験記では産業テーマを選んで取り組む4日間程度のプログラムで、メンター付き、最終日にシニアメンバーへ発表。
- 6
オファー
所要:—面接とインターンの評価を踏まえて内定。入社前に英語力の基準(TOEIC等)を求められたという体験記がある。
注意点
- ・応募資格は2027年9月〜2028年8月末に日本の四年制大学・大学院を卒業予定の学士・修士課程在籍者。海外大の正規学生、博士課程、第二新卒は別ルート(公式)。
- ・日本語での業務遂行能力が必要(日本語が母語でない場合はN1または高いビジネス日本語力)。
- ・インターンは選考プロセスの一部として参加が必須とされている点がBCG・ベインと異なる。
- ・面接の回数は公式では2〜3回だが、体験記では3〜4回報告されることもある。
- ・Solveは公式に「準備は不要」とされる一方、体験記では形式に慣れておくことを勧める声が多い。
求める人物像(マッキンゼー 問題解決×PEI 5因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)
公式の面接ページが示す評価の枠組み(問題解決力を見るケース面接と、過去の経験を掘るPersonal Experience Interview)と、体験記で繰り返し問われるテーマ(影響力、自ら成長し続ける推進力、多様なチームのリーダーシップ、変化を起こす決断)を5因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、同社の公式な評価基準そのものではない。
構造化・問題解決力
論点を漏れなくダブりなく分解し、データやグラフから示唆を引き出して結論に結びつける力。ケース面接(構造化→資料読み取り→計算)とSolveで直接試される。
高い人の特徴:課題を分解した理由を説明できる、数字から『だから何が言えるか』まで言い切れる注意ポイント:思いつきの施策を並べるだけで全体像がない、計算やグラフの読み違いに気づけない周囲への影響力
立場や考えの異なる相手を、論理と信頼で動かして結果につなげる力。PEIで最も多く問われるテーマのひとつ。
高い人の特徴:反対する相手の関心を理解し、納得を得て動かした経験がある、自分の働きかけで結果が変わったことを具体的に示せる注意ポイント:説得を『押し切った』話にしてしまう、相手が動いた理由を説明できない起業家的推進力
高い目標を自ら設定し、障害があっても手段を変えながら粘り強く前進し、自分自身も成長し続ける力。
高い人の特徴:誰にも求められていない目標を自分で掲げた、失敗から学んで打ち手を変え、最後までやり切った注意ポイント:与えられた役割の範囲内で完結している、壁に当たるとすぐに目標を下げる多様なチームを率いる力
背景の違うメンバーの力を引き出し、チームとして成果を出す力。対立の解消や、埋もれていたメンバーの活躍を後押しした経験が問われる。
高い人の特徴:メンバーごとに関わり方を変えて全員を巻き込んだ、チーム内の対立を対話で解いた注意ポイント:リーダーとして一人で抱え込む、声の大きいメンバーだけで物事を決める変化を起こす勇気
前例や周囲の反対がある中でも、より良いやり方を提案し、不確実な状況で決断して変化を起こす力。
高い人の特徴:慣習を変える提案を根拠を持って通した、情報が不十分な中でも決断し、結果に責任を持った注意ポイント:波風を立てることを避ける、決断を先延ばしにして機会を逃す
適性検査
公式の28卒採用ページは書類審査通過者に『適性検査(オンラインテスト)』を案内すると記載し、グローバル採用サイトはゲーム形式の評価『Solve』をコンサル職の多くで実施すると説明している。ワンキャリア・外資就活ドットコム・就活会議の体験記(21〜27卒)でも企業独自のゲーム形式という報告で一致しており、Solveであることの確度は高い。構成は、26卒(2024年10月)で生態系構築約35分・図表読み取りと計算約35分・微生物約20分、27卒(2025年9月)で生態系構築・レポート作成・菌類培養の3問約2時間と、生態系課題を含む3種構成の報告がある。一方、27卒の2025年12月〜2026年2月の報告ではゲーム2つ各30分程度や計算問題とゲームの約1時間という2種構成が多く、英語圏の対策ガイドが説明する2025年以降の標準構成(Redrock Study約35分+Sea Wolf約30分、生態系課題は廃止)と整合する。ただし27卒インターンの2026年2月公開分でもゲーム3つ(各30分程度)の報告がある。28卒でどの構成かは2026-10-10時点でも体験記で未確認で、2種構成が有力とみられる(推定・確度中)。一部の就活メディア記事はTG-WEBの併用を記載しているが、体験記では確認できず、共通テスト(webtest_refs)には入れていない(確度低)。独自形式のため、練習用の類題を webtests に収録した。
情報源(16件、Tier付き)
- T1[official]https://www.mckinsey.com/jp/careers/careers-in-japan/application-process-for-undergrads-20282028年国内大学新卒採用情報。28卒は夏選考(2026年3/1〜5/31受付)と冬選考(6/1〜9/15受付)の2回。書類審査→適性検査(オンラインテスト)→面接2〜3回(PEI+Problem Solving Interview)→インターン参加(必須)。レジュメ提出必須、応募資格、同年度の再応募不可。 2026-10-10に再確認し、内容に変更なし(夏選考のインターンは7月・10月・11月、冬選考は2027年2月・3月のいずれか1回に参加)。
- T1[official]https://www.mckinsey.com/careers/interviewingグローバル採用サイトの面接ページ。コンサル職の多くでゲーム形式の評価「Solve」を実施し、事前準備は不要と説明。面接はPersonal Experience Interviewの後にProblem Solving Interview。
- T1[official]https://www.mckinsey.com/jp/overview日本オフィス概要。クライアントサービス、CEOエクセレンス、マッキンゼー・デジタル、RTS(企業変革・再生)、McKinsey Global Instituteなどの活動領域。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/9c0175b4bb00400a8b59c5fd1c941c0628卒向け完全ガイド(2026/09/16)。体験記ベースの面接回次別の出題傾向(ケース=網羅構造・グラフ読み取り・計算の3部構成、PEI)、26卒・27卒の実際のES設問と字数、サマージョブの形式。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/207676選考対策まとめ。Solveの2種類のゲーム(生態系構築・防衛型の最適化)、結果連絡まで約2週間、最終段階は20分の人物面接+30分のケースを複数回。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/d806e0be35834fafae966a0ca50e3fc326卒体験記ベースのMBB比較。マッキンゼーはES→筆記(ゲーム・約2時間)→面接3回(30〜50分)の流れ。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/1/middle_categories/entry_sheetワンキャリアの通過ES一覧(2026-09-29に再確認)。25〜27卒の設問(学業での実績 26卒300字・27卒は任意回答で箇条書き200字、最も力を入れて取り組んだこと400字、大学時代の経験400字、職務経験・課外活動200字、志望理由、長期キャリア目標200字)。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/1/middle_categories/testWebテスト体験談一覧(2026-09-29に再確認)。企業独自のゲーム形式が中心。26卒(2024年10月)で生態系構築約35分・図表読み取りと計算約35分・微生物約20分、27卒(2025年9月)で生態系構築・レポート作成・菌類培養の3問約2時間の報告。27卒の2025年12月〜2026年2月の報告では、ゲーム2つ各30分程度や、計算問題とゲームの2題で約1時間という構成が多い。 2026-10-10の再確認でも28卒の投稿は公開部分になく、最新は27卒インターン(2026年2月公開、ゲーム3つ各30分程度)。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/1/middle_categories/interview面接体験談一覧(2026-09-29に再確認)。27卒で一次〜最終まで人物面接とケース面接の二部構成、資料配布型のケース、最終はパートナー2名連続の報告。ケースのお題として、売上低迷要因の網羅構造(27卒1次)、環境問題への施策立案(27卒最終)、学習塾の成績向上(26卒2次)、スポーツチームの活動活性化(26卒最終)など。
- T3[onecareer]https://www.onecareer.jp/companies/1/reviews採用イベント・選考へのクチコミ。フィードバック文化、若手の裁量、忙しさへの言及などテーマ抽出に使用(点数は不使用)。
- T3[media]https://shukatsu-ichiba.com/article/2087028卒向けWebテスト解説。Solveのゲーム内容に加え、TG-WEB従来型の併用を記載(他の体験記と一致しないため参考扱い)。
- T3[media]https://digmee.jp/article/31449728卒サマーインターン向け解説。Webテストを「TG-WEBやMcKinsey Solve」と記載(体験記の大半と一致しないため参考扱い)。
- T3[onecareer]https://www.onecareer.jp/companies/1/experiences/2021/1/27420021卒のWebテスト体験談。島の生態系を題材にしたシミュレーションと防衛型の2ゲーム、回答60分(説明込み約90分)の企業独自テストで、TG-WEBなど共通テストの記載はない。
- T3[media]https://www.myconsultingcoach.com/mckinsey-problem-solving-game英語圏のSolve対策ガイド(2026年版)。現行の標準構成はRedrock Study(データ分析・約35分)とSea Wolf(微生物を選んで3地点を浄化する最適化・約30分)の計約65分で、生態系構築ゲームは2025年に段階的に廃止と説明。日本の新卒選考での構成は体験記で未確認。
- T3[other]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC日本オフィス開設年(1971年)の確認。同ページにある六本木(アークヒルズ仙石山森タワー)の所在地は旧住所で、現住所は公式のお問い合わせページ(s16)による。
- T1[official]https://www.mckinsey.com/jp/contact-us日本オフィスのお問い合わせページ。2026-10-10に公式サイトを直接開いて、東京オフィスの住所が「〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目3番1号 麻布台ヒルズ森JPタワー」(代表 03-5562-2100)と掲載されていることを確認。以前の検索抜粋にあった六本木(アークヒルズ仙石山森タワー)からは移転している。移転時期は公式に記載なし。
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