本ページは、就活マスター編集部が公開情報をもとに作成した非公式の企業研究です。川崎重工業が作成・監修したものではなく、同社とは関係がありません。 選考内容・日程・条件は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず同社の公式採用サイトでご確認ください。 最終確認日 2026-10-27(28卒向け。公式情報が未公表の項目は前年度の実績や「推定」「編集部の整理」と表示しています)。 誤り・訂正・削除のご連絡はinfo@takumiza.comへ。
重工業・輸送用機器(航空宇宙・車両・エネルギー・船舶・ロボット・二輪)本社:兵庫県神戸市中央区(神戸本社)/東京都港区(東京本社)28卒向け(最終確認 2026-10-27)

川崎重工業

Kawasaki Heavy Industries, Ltd.

Powering your potential

川崎重工業は1878年に川崎正蔵が東京・築地に開いた造船所を起源とし、1896年に株式会社化した総合重工業メーカー。グループミッションに「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」を掲げ、陸・海・空・宇宙にまたがる製品群を持つことが特徴。航空機の機体・エンジン、防衛・宇宙機器、鉄道車両(川崎車両)、ガスタービンや水素関連のエネルギー設備・船舶、産業用ロボットや油圧機器、二輪車「Kawasaki」ブランドのモーターサイクル・オフロード四輪(カワサキモータース)までを手がける。近年は液化水素の運搬船やサプライチェーン構築など水素事業を成長の柱に据える。2026年3月期(IFRS連結)の売上収益は約2兆3,113億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は約1,082億円(決算短信)。新卒採用は技術系と事務系に分かれ、2026年度実績は技術系262名・事務系63名。技術系には自由応募と学校推薦の2ルートがある。

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事業セグメント

  • 航空宇宙システム

    民間航空機の胴体など機体構造、民間航空エンジンの分担生産、防衛省向け航空機・誘導機器、宇宙関連機器を手がける。

  • 車両

    子会社の川崎車両が新幹線・通勤電車・機関車など鉄道車両を国内外に供給する。北米向けの大型案件も多い。

  • エネルギーソリューション&マリン

    ガスタービン・ガスエンジンなどの分散型電源、ごみ焼却などの環境プラント、LNG・液化水素運搬船や潜水艦などの船舶を扱う。

  • 精密機械・ロボット

    建設機械向けの油圧機器と、産業用ロボット・医療用ロボットなどのロボット事業を展開する。

  • パワースポーツ&エンジン

    子会社のカワサキモータースがモーターサイクル、オフロード四輪車、パーソナルウォータークラフト、汎用エンジンを世界で販売する。

選考フロー

28卒(2028年3月卒)の想定スケジュール:公式に28卒向けインターンが掲載済みで、技術系リアル(5日〜2週間、2026年8〜9月、応募受付は終了)、技術系オンライン(3日間、2026年9月以降に順次)、事務系オンライン(2日間、2026年8〜11月、第1回参加者は10月以降の第2回にも参加可能)が開催される。27卒では技術系で2025年11月下旬締切、事務系で12月22日締切の本選考ESの報告があり、技術系は11月〜翌1月にES→GD→一次面接が進んだ(5日間のオンラインインターン参加者は早期選考に案内されたという報告)。このため28卒も2026年11〜12月にES締切の早い選考があり、2027年1〜6月にGD・リクルーター面談・面接・内々定が進むと推定(28卒向け募集要項は本調査時点で未掲載)。インターンで評価が高かった参加者に早期選考の案内があったという体験記がある。

  1. 1

    プレエントリー・エントリーシート提出

    所要:締切まで

    マイページから応募。事務系は専攻内容(50字)・志望理由(300〜400字)・興味のある事業分野3つと理由・大学時代に最も力を入れたこと(300〜400字)、技術系は研究テーマ(100字)・研究内容の詳細(300字)・興味のある製品(20字)・研究以外で力を入れたこと(200字)・志望理由(200字)などを書く(27卒の体験記)。27卒のES締切は技術系2025年11月下旬、事務系12月22日の報告。技術系は自由応募のほか学校推薦ルートがある(公式募集要項)。

  2. 2

    適性検査(SPI)・技術系専門試験

    所要:SPI:能力検査約35分+性格検査約30分(標準)/技術系専門試験:90分

    SPI(言語・非言語・性格)の報告が大半で、テストセンター受検の記録が多い。自宅受検の報告もある。夏インターン応募時に受けたWebテストの結果が本選考でも使われたという体験記がある。技術系は企業独自の専門試験の報告があり、自宅でのオンライン受検で90分、数学(必須)に加えて専攻に応じた科目(力学・熱力学・流体力学・材料など)から3科目を選ぶ形式で、難度は大学院入試程度とされる(22卒・24卒・25卒の体験記)。

  3. 3

    グループディスカッション

    所要:30〜60分

    オンラインで学生4〜5名・社員1名、30分〜1時間程度。身近な社会・教育の話題や「後輩に勧めるアルバイト」など一般的なテーマで議論し、協調性・議論への参加度・整理力が見られるという報告。27卒技術系でも本選考のGDが報告されており、司会・発表・書記などの役割を決めて進めた例がある。

  4. 4

    リクルーター面談

    所要:30〜60分程度

    GD通過後や一次面接通過後に、希望部門のリクルーター(大学OB・OGを含む)から面談の案内が来る。会話形式で就活の軸や志望動機を聞かれ、仕事の説明と逆質問の時間がある。回数は人によって異なり、最終面接までに2回程度という報告と、1回で次の段階に進んだという報告がある。最終面接前の面談は「選考ではない」「不安を解消する場」と説明されたという報告が多いが、探りを入れるような質問があったという声もある。

  5. 5

    一次(二次)面接

    所要:20〜30分

    オンライン、面接官2名程度で20〜30分。志望動機の深さと過去の経験の深掘りが中心(28卒向け解説記事・体験記)。

  6. 6

    最終面接

    所要:30〜45分

    事務系は神戸本社などで部長クラスと対面約30分という報告。技術系は人事+技術系社員の計3名程度で、スライドを用いた短い研究発表と専門知識の質問がある(27卒技術系の体験記)。

  7. 7

    内々定

    所要:—

    結果は2週間以内に電話で連絡されたという報告がある。

注意点

  • ・技術系は自由応募と学校推薦の2ルート。公式サイトでは27卒の技術系学校推薦応募の受付終了が告知されている。
  • ・初任給(27卒向け募集要項)は学部卒300,000円・修士了320,000円・博士了380,770円・高専卒280,000円。
  • ・2026年度採用実績は325名(技術系262名・事務系63名)で、技術系が約8割を占める。
  • ・夏インターン応募時のWebテスト結果が本選考でも使われたという体験記があるため、インターン応募時点から本番のつもりで受検したい(推定を含む)。

求める人物像(川崎重工「陸・海・空」6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)

グループミッション(Global Kawasaki)、ブランドメッセージ「Powering your potential」、公式の職種紹介、および選考体験記で繰り返し問われる観点(事業分野への具体的な興味、研究の説明力、チームでの巻き込み、失敗からの改善)を6因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、同社の公式な評価基準ではない。

  • ものづくりへの関心・製品愛

    航空機・鉄道・船舶・ロボット・二輪など具体的な製品や事業に強い関心を持ち、その理由を自分の経験から語れること。ESで興味のある製品を問われ、志望動機では事業分野への興味が重視される。

    高い人の特徴:興味のある製品と、その技術や社会的役割を自分の言葉で説明できる、製品に関わる現場(工場見学・インターン等)に自ら足を運んでいる
    注意ポイント:「幅広い事業」「スケールが大きい」といった一般論にとどまる、他の重工メーカーとの違いを説明できない
  • 技術の統合・全体を見る視野

    多様な技術や部門をつなげて大きなシステムを完成させる視点。大型製品を多くの部署・協力会社で作り上げる事業特性から、自分の専門を全体の中に位置づける力が求められる。

    高い人の特徴:自分の担当が全体のどこに影響するかを考えて動ける、専門外の人にも自分の研究や役割を分かりやすく説明できる
    注意ポイント:自分の担当範囲だけを最適化し、前後工程への影響を考えない、専門用語のまま説明して相手に伝わらない
  • 周囲を巻き込む協調性

    立場の異なる人と協力し、チームとして成果を上げる力。GDで協調性と議論への参加度が見られ、面接でもチームでの動き方を問われる。

    高い人の特徴:議論の中で他者の意見を引き出し、合意点を作れる、チームの目標のために自分の役割を柔軟に変えられる
    注意ポイント:自分の意見を通すことにこだわり、議論を止める、発言が少なく、チームへの貢献が見えない
  • 粘り強さ・改善を続ける力

    長期にわたる大型プロジェクトで、失敗や想定外にぶつかっても原因を分析して改善を重ねる力。面接では失敗経験とそこからの工夫・改善を中心に深掘りされたという報告がある。

    高い人の特徴:失敗の原因を自分に引きつけて分析し、次の行動を変えられる、結果が出るまで地道な試行錯誤を続けられる
    注意ポイント:失敗を環境や他人のせいにして終わる、うまくいかないとすぐに別のことに移る
  • 論理的に伝える力

    結論から話し、短い字数や時間で要点を構成する力。ESは字数が短めの設問が多く、技術系最終面接では数分の研究発表がある。

    高い人の特徴:結論→根拠→具体例の順で簡潔に話せる、想定外の質問にもヒントを手がかりに考えを組み立てられる
    注意ポイント:経緯の説明が長く、結論が最後まで出てこない、質問の意図を取り違えたまま話し続ける
  • 社会・地球規模への貢献志向

    水素エネルギーや輸送インフラなどを通じて、世界の人々の生活と地球環境に貢献したいという志。グループミッションとの接続を自分の言葉で語れるかが問われる。

    高い人の特徴:自分の関心と社会課題(脱炭素・移動・安全保障等)を結びつけて語れる、海外の顧客や拠点とも働くことに前向き
    注意ポイント:会社の規模や安定性だけを志望理由にする、入社後に取り組みたいことが事業と結びつかない

適性検査

SPI(言語・非言語・性格)。テストセンター受検の報告が多く、自宅受検の報告もある。ワンキャリア・就活会議・みん就・28卒向け解説記事(2本)で一致しており、確度は高い。夏インターン応募時のWebテスト結果が本選考でも使われたという体験記がある。技術系はこれに加えて企業独自の専門試験の報告があり、自宅でのオンライン受検で90分、数学(必須)と専攻に応じた選択科目(力学・熱力学・流体力学など)から3科目を解く形式で、難度は大学院入試程度とされる(ワンキャリアの22卒・25卒、就活会議の24卒の体験記で一致)。専門試験は共通テストIDにないため、院試の過去問などで対策する。27卒以降の専門試験の有無と28卒本選考の形式は未公表のため推定。

情報源(20件、Tier付き)

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