ベイン・アンド・カンパニー
Bain & Company
報告書ではなく結果を。クライアントの成果にこだわる結果主義のファーム
ベイン・アンド・カンパニーは1973年に米国ボストンで創業した経営コンサルティングファームで、日本オフィスは1981年に開設された。公式サイトによると世界40か国・67都市に拠点を持ち、戦略、オペレーション、組織、顧客体験・マーケティング、M&A、アドバンスト・アナリティクス、テクノロジー、変革支援などを提供している。特にプライベート・エクイティ(PE)ファンド向けのデューデリジェンスやM&A支援に強いことで知られ、提言だけでなく成果が出るまでクライアントと並走する『結果主義』を掲げる。東京オフィスは港区赤坂のミッドタウン・タワーにあり、同業大手の中では少人数の組織とされる。社風として Open and honest、Passion for results、At cause approach(当事者として原因に向き合う姿勢)、One-team attitude を掲げている。なお投資ファンドのベインキャピタルとは別の会社である。新卒は国内大学の学部・大学院生をコンサルタント職(アソシエイト・コンサルタント)として採用し、28卒は2026年11月の3日間の冬インターンを選考プロセスに組み込む。非上場のため財務数値は公開されていない。
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事業セグメント
戦略・成長支援
全社戦略、事業戦略、新規事業など、企業の成長の方向性を定める支援。
M&A・プライベートエクイティ支援
PEファンドや事業会社向けのビジネス・デューデリジェンス、買収後の価値向上(PMI)支援。ベインの強みとされる領域。
顧客戦略・マーケティング
顧客ロイヤルティの向上、価格・営業戦略など、売上の成長につながる支援。
オペレーション・組織変革
コスト構造の改革、サプライチェーン、組織設計、変革の実行支援。
テクノロジー・AI・アドバンスト・アナリティクス
データ分析やAI・デジタル技術を使った事業変革の設計と実装。
選考フロー
28卒(2028年3月卒):冬インターン説明会が2026年9月29日・10月6日、応募締切が2026年10月7日13時、書類審査→オンライン適性検査→面接(複数回)を経て、インターンを2026年11月26日〜28日に東京オフィスで実施(公式・募集要項)。その後、本採用面接→内定の流れ。27卒の体験記では、インターン選考は秋、インターンは冬、最終面接は年明け〜春に行われており、28卒も同様の時期と推定される。28卒には夏の選考機会もあり、サマーインターンシップ(2026年8月6〜8日・8月20〜22日の2日程、東京オフィス、各回30〜40名程度)の応募を2026年6月10日に締め切り、書類→適性検査→面接複数回で選考した(外資就活ドットコムの企業提供募集情報)。
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エントリー・書類審査(履歴書・エッセイ)
所要:28卒冬インターンは2026年10月7日13時締切公式ページから応募。書類は履歴書とエッセイ(企業提供の募集要項)。エッセイは『5年後の姿と、戦略コンサルティングに興味を持ち志望した理由』(200字)が21〜28卒で継続して報告されており、28卒のインターン選考では『強みを生かして問題を解決し成果を出した経験』(200字)も出たという報告がある。
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オンライン適性検査
所要:合計50分〜1時間前後書類通過者に案内。28卒インターン選考では玉手箱(言語32問15分・計数40問35分)の報告があり、ほぼ満点が必要との声もある。27卒も玉手箱(言語・計数)の報告が中心で、インターン選考では言語52問25分・計数40問35分(論理的読解と図表の読み取りの形式)の報告がある。26卒以前は企業オリジナルの論理(言語)問題の報告が多く、年度によって形式が変わっている。ボーダーは高いとされる。
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面接(複数回・原則オンライン)
所要:各30〜45分一次・二次はマネージャーや若手〜中堅コンサルタントによるケース面接。市場規模の推定と、売上・利益向上策のディスカッションを15分ずつ行う形式や、M&A関連の出題が報告されている。28卒インターン選考でも、一次(入社3年目前後・約1時間)は飲食店の売上推定+売上向上策、二次(マネージャー)は公共系事業の成長戦略と売上推定という、フェルミ推定と成長戦略を組み合わせた出題が報告されている。GDはほとんど課されない。
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インターンシップ(3日間)
所要:3日間(9:00〜18:00が原則)28卒冬インターンは2026年11月26日〜28日、東京オフィス、40名程度(募集要項)。コンサルティングの手法の紹介と分析トレーニング、チームでの課題検討と発表、キャリアカウンセリング、社員との食事会を含む。28卒夏インターンでは日本企業の中期経営計画を学生主体で立案し、社員の助言をどう成果に生かすかが問われたという報告がある。
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本採用面接(最終面接)
所要:20〜30分パートナーや人事責任者との面接。インターンの感想、強み・弱み、なぜベインか、長期的なキャリアを問われ、軽いケースが入ることもある。
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内定
所要:—インターンの評価と本採用面接を踏まえて内定。2028年4月または9月入社。
注意点
- ・応募資格:国内の4年制大学または大学院に在籍し、2027年4月〜2028年8月に卒業予定で2028年4月または9月に入社できる人。フルタイムの職務経験がないこと(公式)。
- ・日本語・英語ともビジネスレベルが求められる(日本語が母語でない場合はN1相当)。日本での就労ビザが取得できること(公式)。
- ・ボストンキャリアフォーラム経由の選考ではインターンは実施されない(公式)。
- ・インターンは遠距離交通費の支給あり(募集要項)。
求める人物像(ベイン 結果主義6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)
募集要項が社風として掲げる4つの価値観(Open and honest、Passion for results、At cause approach、One-team attitude)に、ケース面接で重視される定量分析・仮説思考と、ESで一貫して問われるキャリアの志向性を加えた6因子。就活マスター編集部による再構成で、同社の公式な評価基準そのものではない。
定量分析・仮説思考
市場規模や利益を数字で推定し、仮説を立てて検証しながら打ち手の効果を数値で語る力。ケース面接でフェルミ推定と売上・利益改善がセットで出る。
高い人の特徴:推定した数字を起点に課題とボトルネックを特定できる、施策の効果を概算で示せる注意ポイント:数字の前提があいまいで検算できない、施策の効果を定性的にしか語れない結果へのこだわり
分析や提案で満足せず、実際の成果が出るまでこだわり抜く姿勢。『Results, not Reports』の文化と直結する。
高い人の特徴:成果を数字で示し、そこに至るまでの粘りを語れる、提案が実行されたかまで気にかける注意ポイント:やったこと(プロセス)だけを語り成果が曖昧、目標未達を環境のせいにする当事者意識
問題の原因を他人や環境に求めず、自分に何ができたかを起点に考えて行動する姿勢。募集要項が社風として明記する価値観のひとつ。
高い人の特徴:失敗の原因を自分の行動から振り返れる、頼まれていない課題も自分の問題として動く注意ポイント:他責的な説明が多い、役割の範囲外には関わらないワンチームの協働
チームの成果を第一に考え、メンバーと協力して議論を高める力。3日間のインターンで5人前後のチームワークとして評価される。
高い人の特徴:自分の案に固執せず、チームの結論を良くするために動ける、議論が止まったときに論点を整理して前に進める注意ポイント:自分の発言量や手柄を優先する、分業後の統合に関わらない率直さ・誠実さ
相手の立場にかかわらず率直に意見を伝え、分からないことや誤りを正直に認める姿勢。
高い人の特徴:異なる意見を根拠とともに伝えられる、指摘を受けて誤りを素直に修正できる注意ポイント:空気を読んで意見を言わない、間違いを取り繕うキャリアの志向性
5年後にどうなりたいかを具体的に描き、その実現の過程に戦略コンサルを位置づけられる力。ESの定番設問と最終面接で問われる。
高い人の特徴:5年後の姿と、そのために必要な経験を具体的に語れる、なぜベインでなければならないかを説明できる注意ポイント:将来像が抽象的、コンサルを選ぶ理由が他の職業でも成り立つ
適性検査
公式・募集要項は書類通過者に『オンライン適性検査』を課すと記載(種類は非公開)。ワンキャリアの体験談では、28卒インターン選考で言語32問15分・計数40問35分(ほぼ満点が必要との声)という報告が1件あり、これは玉手箱の言語『論理的読解(GAB形式)』の短時間版と計数『図表の読み取り』の組み合わせに当たる。27卒のインターン選考・本選考でも『通常の玉手箱』の報告が複数一致しており、インターン選考では言語52問25分・計数40問35分という報告がある。以上から参照テストは論理的読解と図表の読み取りの2つにした(計数の四則逆算は報告と合わないため外した)。一方、26卒以前は企業オリジナルの論理(言語)問題(40問40分前後)の報告が多く、年度によって形式が変わっている。28卒は体験記1件のみのため確度は中。独自形式が復活した場合に備え、論理的読解の練習を厚めにしておくとよい。
情報源(16件、Tier付き)
- T1[official]https://www.bain.com/ja/careers/hiring-process/tokyo/domestic-undergrad/東京オフィスの国内新卒採用ページ。2028卒の応募資格(2027年4月〜2028年8月卒業予定・2028年4月または9月入社可能・日英ともビジネスレベル)、選考プロセス(書類審査→オンライン適性検査→面接複数回→インターン→本採用面接→内定)、冬インターンの日程と締切。
- T1[official]https://www.bain.com/ja/offices/tokyo/東京オフィスの所在地(港区赤坂・ミッドタウン・タワー)、機能領域(戦略、オペレーション、組織、顧客戦略、M&A、アドバンスト・アナリティクス等)と採用窓口。
- T1[official]https://www.bain.com/about/グローバル概要。1973年創業、40か国・67都市に拠点、M&A・PE、顧客戦略、AI・デジタル、サステナビリティなどの領域。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/recruiting_info/view/151162028卒冬インターンシップ募集要項(企業提供情報)。2026年11月26〜28日・東京オフィス・40名程度、締切10月7日13時、書類(履歴書・エッセイ)→オンライン適性検査→面接(原則オンライン)、社風(Open and honest / Passion for results / At cause approach / One-team attitude)。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/9bf53c8d97014ecbb507ca2b8fdd2ae828卒向け完全ガイド(2026/09/15)。日本オフィス開設1981年、『Results, not Reports』の文化、25〜27卒の面接回次別の出題(市場規模推定+売上・利益向上、M&A、インターン感想、強み弱み)。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/d806e0be35834fafae966a0ca50e3fc326卒体験記ベースのMBB比較。ベインはES→筆記(論理推論 約40分)→面接2回→3日間インターン→最終面接の流れ。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/85/middle_categories/entry_sheet通過ES一覧。21〜27卒で『5年後の姿と戦略コンサルを志望した理由』(200字)が継続、20〜26卒で『強みを生かして問題を解決し成果を出した経験』、22卒で『戦略コンサルティングに興味を持ったきっかけ』(200字)、23卒で『ベインの特徴的な点へのコメント』(一覧の過去ページで確認)。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/85/middle_categories/testWebテスト体験談一覧。28卒インターン選考で玉手箱(言語32問15分・計数40問35分、ほぼ満点が必要との声)の報告あり。27卒は玉手箱(インターン選考で言語52問25分・計数40問35分)の報告が中心、26卒は企業オリジナルの言語(論理)問題(40問40分前後)の報告が中心。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/85/middle_categories/interview面接体験談一覧。27卒で一次・二次はマネージャー等によるフェルミ推定+ケース、3日間ジョブを経て最終はパートナーまたは人事責任者による人物中心の面接。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/companies/85/middle_categories/internshipインターン体験談。3日間・5人前後のチーム、配布資料をもとに成長戦略などを検討し、最終日にパートナーへ発表。リサーチより資料内での分析が中心。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/recruiting_info/view/141082028卒サマーインターンシップの募集情報(企業提供)。2026年8月6〜8日・8月20〜22日の2日程、東京オフィス、各回30〜40名程度、応募締切2026年6月10日13時、書類(履歴書・エッセイ)→適性検査→面接複数回。
- T2[gaishishukatsu]https://gaishishukatsu.com/archives/9552dedaa1594eba887d3921f1e5395a28卒サマーインターン解説(2026/06/10)。選考はES→Webテスト→ケースを含む複数回の個人面接→ジョブで、GDはほとんど課されない。ケースはフェルミ推定から成長戦略へ進み、思考時間は2〜3分程度という整理(会員限定部分は未参照)。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/experiences/1/1/85選考体験談一覧。28卒インターン選考の一次面接(SA・約1時間、飲食店の売上のフェルミ推定+売上向上ケース)、二次面接(マネージャー、公共系事業の成長戦略と需要側・供給側の売上推定)、Webテスト、インターン(日本企業の中期経営計画の立案)の報告を確認。
- T3[media]https://syukatsu-kaigi.jp/companies/109130/screening_experiences/interview就活会議の本選考面接体験記。25卒で録画形式の一次(国産腕時計の市場規模)、二次(国産ワインの市場規模)、三次(ジム業界の特徴を需要側・供給側から分析)、26卒で対話重視のケース面接とキャリア観を問う最終面接の報告。
- T3[media]https://syukatsu-kaigi.jp/companies/109130/word_mouths就活会議の社員・学生口コミ。大型案件と教育制度、転職・MBAなどキャリアの広がり、フラットな組織と評価、長時間労働の懸念といったテーマ抽出にのみ使用(点数は不使用)。
- T2[onecareer]https://www.onecareer.jp/companies/85/experiences/2028/248/141733628卒インターン選考の通過ES(2026年10月7日公開・1件、選考ターム(夏・冬)は公開部分から不明)。設問は『5年後の姿と戦略コンサルを志望した理由』(200文字以下)と『強みを生かして問題を解決し成果を出した経験』(200文字以下)の2問。設問文のみ使用し、回答本文は不使用。
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