論理的読解言語GAB
海に流れ出たプラスチックごみは、波や紫外線によって細かく砕け、直径五ミリ以下の微細なプラスチックになる。こうした微細なプラスチックは回収が難しく、魚や貝などの海洋生物が餌と間違えて飲み込んでしまうこともある。微細なプラスチックは海流に乗って遠くまで運ばれるため、発生した場所から離れた海域でも見つかる。ある大学の研究チームは、国内の複数の海岸で砂を採取し、含まれる微細なプラスチックの量を調べた。調査は、同じ季節に同じ方法で砂を採取して行われた。その結果、調査したすべての海岸で微細なプラスチックが見つかり、河口に近い海岸ほど量が多い傾向があった。研究チームは、川を通じて陸上のごみが海に運ばれていることが、この傾向の一因だと考えている。また、見つかった微細なプラスチックの種類を分析したところ、包装容器や漁具に使われる素材のものが多く含まれていた。
研究チームが調査した海岸の中には、微細なプラスチックが見つからなかった海岸もある。