論理的読解言語GAB
睡眠が記憶の定着に関わっていることは、多くの研究で示されてきた。ある大学の研究グループは、大学生六十人を二つのグループに分け、単語のリストを覚えさせる実験を行った。一方のグループには覚えた直後に九十分の昼寝をとらせ、もう一方のグループには同じ時間、起きたまま動画を見させた。その後に記憶テストを行ったところ、昼寝をとったグループの正答率は、起きていたグループより平均で一割ほど高かった。研究グループは、睡眠中に脳が日中の情報を整理し、必要なものを長期的な記憶として残す働きをしていると考えている。ただし、この実験で覚えさせたのは単語のリストのみであり、計算の手順や体の動かし方といった別の種類の記憶についても同じ効果があるかは確かめていない。また、昼寝の長さを変えた場合の比較も今後の課題としている。
実験に参加した大学生は、全員が昼寝をとった。