本ページは、就活マスター編集部が公開情報をもとに作成した非公式の企業研究です。日本製鉄が作成・監修したものではなく、同社とは関係がありません。 選考内容・日程・条件は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず同社の公式採用サイトでご確認ください。 最終確認日 2026-10-10(28卒向け。公式情報が未公表の項目は前年度の実績や「推定」「編集部の整理」と表示しています)。 誤り・訂正・削除のご連絡はinfo@takumiza.comへ。
鉄鋼本社:東京都千代田区丸の内28卒向け(最終確認 2026-10-10)

日本製鉄

NIPPON STEEL CORPORATION

総合力世界No.1の鉄鋼メーカーを目指す

日本製鉄は2012年に新日本製鐵と住友金属工業が統合して発足し、2019年に現社名となった国内最大の鉄鋼メーカー。自動車用ハイテン(高張力鋼板)や電磁鋼板、エネルギー用鋼管、厚板、レールなど高機能鋼材に強みを持ち、全国の製鉄所(地区)で高炉から圧延までの一貫生産を行う。2025年6月に米国のUSスチールの買収を完了し、インドの合弁事業などと合わせて海外での生産・販売を大きく広げている。2026年3月期(IFRS連結)の売上収益は約10.06兆円と初めて10兆円を超えた一方、USスチール合併に伴う一過性の損失などで親会社の所有者に帰属する当期利益は約172億円に縮小した(決算短信)。脱炭素(電炉への転換や水素還元製鉄の開発)が経営上の大きな課題となっている。新卒採用は事務系と技術系の2系統で、採用の多くを技術系が占め、理系には学校推薦と自由応募の2つのルートがある。

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事業セグメント

  • 製鉄事業

    鋼板・鋼管・厚板・棒線・形鋼・チタンなどの製造販売。国内製鉄所に加え、USスチールやインドの合弁など海外拠点を含む中核事業で、売上収益の大半を占める。

  • エンジニアリング事業

    日鉄エンジニアリングが担う。製鉄プラント、環境・エネルギー設備、海洋構造物、建築・鋼構造などの設計・施工。

  • ケミカル&マテリアル事業

    日鉄ケミカル&マテリアルが担う。コールケミカル(ニードルコークス等)、化学品、電子材料・機能材料の製造販売。

  • システムソリューション事業

    日鉄ソリューションズが担う。企業・官公庁向けのシステム構築、コンサルティング、ITサービス。

選考フロー

28卒(2028年3月卒)の想定スケジュール:夏インターン(文系向け2-Day Workshop・1-Day Workshop・製鉄所見学、技術系の職場体験型プログラム)は2026年6〜9月に実施され、ES・SPIの締切は6〜7月(27卒の6月上旬ES・6月下旬SPIと同時期)。秋冬は事務系向けのオンライン1日の仕事体験が2026年11〜12月に開催される(応募締切2026年12月13日、リクナビ掲載)。本選考は、公式募集要項では「ESは3月ごろからマイページで受付開始」とされる一方、27卒事務系では2026年1月中旬締切のESを出し、1〜5月に約8回のリクルーター面談、6月上旬に本社で最終面接という体験記がある。このため28卒事務系は2027年1月前後にES・適性検査、1〜5月にリクルーター面談、6月前後に人事面接・最終面接・内々定と推定。技術系は研究発表型面接が軸で、学校推薦はそれより早く進む場合がある。28卒本選考の公式日程は2026-10-10時点で未掲載(公式の募集要項は「2027年以降卒」向けのまま)。

  1. 1

    エントリー・ES提出

    所要:インターンは6月上旬〜7月提出(26・27卒実績)

    採用マイページからエントリー。自由応募はES提出とWEB適性検査の受検で本エントリー完了、学校推薦は推薦書の提出(公式募集要項)。公式にはESは3月ごろから受付だが、27卒事務系では1月中旬締切の報告がある。本選考ESは200字以下の設問が複数並ぶ構成(27卒事務系3問、技術系5問の報告)で、インターン選考のESは200字程度が2問という報告が多い。

  2. 2

    適性検査(SPI中心)

    所要:言語・非言語で約1時間+性格検査(27卒技術系インターン実績)

    26卒・27卒とも事務系・技術系でSPI(言語・非言語・性格)の報告が大半。自宅受検の報告があり、27卒事務系では玉手箱の報告も一部ある。ESと同時期に受検し、足切りとして機能しているとの見方が多い。

  3. 3

    リクルーター面談(主に事務系)

    所要:1回あたり45〜60分・2〜3回程度(22卒事務系の報告。年度で変動)

    事務系では若手〜中堅社員との面談が複数回組まれ、志望動機や企業選びの軸を深掘りされる。回数は人によって異なり、27卒事務系で1〜5月に約8回、解説記事でも5回以上の例があるとされる。初回は仕事の説明と逆質問が中心で、回を重ねるごとに「なぜ鉄鋼か・なぜ日本製鉄か」や職種理解を問われ、終盤は本社で対面の面談になったという報告。インターン参加者にリクルーターがつき、早期に案内が来る傾向があるとの記事もある。

  4. 4

    面接(事務系:人事面接/技術系:研究発表型面接)

    所要:30〜60分

    事務系は人事・管理職との個人面接で業界選択理由・志望度・人柄を確認。技術系は研究内容を10〜15分程度説明したあと、技術系社員から質疑を受ける形式の一次面接が報告されている。

  5. 5

    最終面接

    所要:約60分

    管理職や採用責任者による面接。27卒事務系では東京本社で人事部長と1対1・約1時間、それまでの内容の確認が中心だったという報告。技術系では「個人面談」と称して複数の管理職と約1時間話す形式の報告がある。志望動機・他社状況・入社意思の確認が中心。

  6. 6

    内々定

    所要:2〜3日(26卒技術系の報告)

    最終面接後、数日以内に電話で連絡があったという報告が多い。

注意点

  • ・事務系と技術系で選考の中身が大きく違う。事務系はリクルーター面談を含む多段階の対話、技術系は研究内容の説明と技術的な質疑が軸。
  • ・理系は学校推薦と自由応募の2ルートがある(面接対策記事)。推薦枠の有無は所属大学・研究科で確認する。
  • ・28卒の営業・技術営業職向けの一次面接(オンライン)の体験記がすでに出ており、夏以降の早期選考ルートがある可能性がある(推定)。
  • ・公式採用ページの28卒本選考の募集要項・採用予定数は本調査時点(2026-09-30)で公開情報なし。募集要項は「2027年以降卒」向けの表記。

求める人物像(日本製鉄「ものづくりの最上流」6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)

公式採用サイトの職種説明(事務系=ものづくりの最上流を担う、技術系=世界最高レベルの現場を体感)と、選考体験記で繰り返し問われる観点(なぜ鉄鋼か・なぜ素材か、研究の実用化ビジョン、周囲を巻き込んだ経験、脱炭素への関心)を6つの因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、同社の公式な評価基準ではない。

  • 産業の根幹を支える使命感

    目立たなくても社会や産業の土台を支える仕事に意義を見出し、長期的に向き合える姿勢。「なぜ鉄鋼・なぜ素材か」が面接で繰り返し問われる。

    高い人の特徴:自動車・インフラ・エネルギーなど鉄が使われる先まで想像して語れる、裏方として全体を支える役割にやりがいを感じた経験がある
    注意ポイント:大企業・安定といった条件面だけで志望理由を語ってしまう、他の素材メーカーや商社との違いを説明できない
  • 対話と協働

    立場や専門の違う人と対話を重ね、信頼関係をつくってチームで成果を出す力。製鉄所の現場・協力会社・顧客など多くの関係者と仕事を進める同社の働き方に直結する。

    高い人の特徴:意見の対立を話し合いで調整し、全員が動ける形にまとめた経験がある、年齢や立場の違う人とも関係をつくれる
    注意ポイント:自分の正しさを押し通し、周囲の納得を得ずに進めてしまう、チームの成果の中で自分の役割を説明できない
  • 課題解決力

    現場で起きている問題の原因を筋道立てて分析し、実行可能な打ち手に落とし込む力。技術系では研究の課題設定と実用化の見通し、事務系では取り組みの工夫の中身として確認される。

    高い人の特徴:原因を仮説で絞り込み、検証しながら打ち手を変えられる、自分の研究や取り組みを社会での使われ方まで結びつけて説明できる
    注意ポイント:頑張った量は語れるが、なぜその打ち手にしたかを説明できない、研究の説明が専門用語だらけで、目的と意義が伝わらない
  • 現場主義・行動力

    机上で考えるだけでなく、自ら現場に足を運び、手を動かして状況を変えていく力。全国の製鉄所への配属や現場との協働を前提とする。

    高い人の特徴:まず動いて一次情報を取りに行く、地方勤務や交替勤務のある現場も前向きに捉えられる
    注意ポイント:勤務地や現場の働き方への理解がなく、配属の話で詰まる、計画ばかりで実行に移すのが遅い
  • 高い目標への挑戦

    自らを磨き、前例のない高い目標に情熱を持って挑む姿勢。脱炭素(電炉化・水素還元製鉄)や海外事業拡大など、会社自体が大きな変革期にある。

    高い人の特徴:自分で高い目標を設定し、試行錯誤して達成した経験がある、脱炭素やグローバル化など業界の変化を自分の挑戦と結びつけて語れる
    注意ポイント:与えられた目標を無難にこなした話しかない、業界の課題を他人事として語る
  • 粘り強さ・誠実さ

    長い時間軸の大型設備や顧客との関係に、地道に誠実に向き合い続ける力。多段階の面談で人柄や価値観をじっくり見られる傾向がある。

    高い人の特徴:思うように進まない状況でも投げ出さず続けた経験がある、失敗や弱みを隠さず、改善の過程を正直に話せる
    注意ポイント:面談ごとに話の内容や軸がぶれる、都合の悪い質問をはぐらかす

適性検査

26卒・27卒の事務系・技術系とも、本選考・インターン選考でSPI(言語・非言語・性格)の報告が大半(就活会議の体験記一覧、ワンキャリアの27卒技術系インターン・本選考の体験談、外資就活ドットコムの22卒事務系レポート、企業解説記事で一致。講談社の「Webテスト実施企業一覧」もインターン・本選考ともSPIのWEBテスティングと記載)。27卒技術系は自宅受検で言語・非言語合わせて約35分〜1時間。一方、27卒事務系本選考では玉手箱(言語・計数・性格、自宅受検で約1時間)の報告がワンキャリアに1件、就活会議に2件あり、同じ年度の事務系でもSPIの報告と玉手箱の報告が混在している。2026-10-10の再確認では、ワンキャリア公開部分の27卒事務系はインターン選考(2025年8〜11月)で玉手箱形式(言語32問・計数29問)の報告4件とSPIの報告2件、本選考で玉手箱1件・SPI1件と、インターン・本選考の両方で混在しており、時期・ルートでは切り分けられなかった。言語32問・計数29問という問題数は玉手箱の論理的読解(GAB形式)と図表の読み取りの組み合わせに当たるため、この2つを練習用として紐づけている。28卒はSPIが主と推定、確度は中。事務系は玉手箱にも備えておくと安全。

情報源(22件、Tier付き)

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