本ページは、就活マスター編集部が公開情報をもとに作成した非公式の企業研究です。日本政策金融公庫が作成・監修したものではなく、同社とは関係がありません。 選考内容・日程・条件は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず同社の公式採用サイトでご確認ください。 最終確認日 2026-10-27(28卒向け。公式情報が未公表の項目は前年度の実績や「推定」「編集部の整理」と表示しています)。 誤り・訂正・削除のご連絡はinfo@takumiza.comへ。
政府系金融機関本社:東京都千代田区大手町(本店)28卒向け(最終確認 2026-10-27)

日本政策金融公庫

Japan Finance Corporation

共に創る日本の未来

日本政策金融公庫(日本公庫)は、2008年に国民生活金融公庫・農林漁業金融公庫・中小企業金融公庫などが統合して発足した、政府が全額出資する政策金融機関。民間金融機関だけでは資金が行き届きにくい領域を補完することを使命とし、小規模事業者や創業者向けの融資を担う国民生活事業、農業・林業・漁業と食品産業を支える農林水産事業、中小企業の長期資金や信用保険を担う中小企業事業の3事業で構成される。災害や感染症などの危機時にはセーフティネット融資の窓口となる役割も持つ。令和8年3月期の公庫全体の経常収益は約6,246億円、当期純損失は約2,925億円で、貸出金残高は約22兆4,437億円(決算公表資料)。損失は貸倒引当金の積み増しや信用保険の保険引受費用によるもので、利益追求より政策目的を優先する組織の性格が数字にも表れている。新卒採用は総合職と地域総合職の2職種で、エントリー時に志望事業を1つ選ぶ(2027年度採用予定は200〜300名)。

職種を選んで方向性を確認

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事業セグメント

  • 国民生活事業

    個人企業や小規模事業者、創業者、事業承継・再生に取り組む事業者への小口融資が中心。全国の支店網で地域の事業者と直接向き合う。教育ローンも扱う。

  • 農林水産事業

    農業・林業・漁業の担い手や食品加工・流通業者に長期資金を供給し、農林水産業の成長と6次産業化を支える。

  • 中小企業事業

    中小企業への長期・大口の融資、証券化支援、信用保証協会の保証を再保険する信用保険業務などを担い、成長投資や海外展開を後押しする。

  • 危機対応円滑化業務

    大規模災害や金融危機などの際に、指定金融機関を通じて資金が供給されるよう支援する業務。

選考フロー

28卒(2028年3月卒)のスケジュール:夏は「1Day Summer Workshop2026」がZoomで8月・9月に開催された(8月日程は7月9日、9月日程は8月14日締切、選考はES中心)。冬は公式に「1Day Winter Workshop」(2026年12月14〜17日・Zoom・各日80名程度)と「2Days Winter Workshop」(12月22〜23日に大手町で対面・70名程度、12月24日〜2027年1月13日にオンライン5回・各回130名程度。夏の1Dayに参加していない人が対象)が告知され、申込は2026年9月24日〜11月13日17時。本選考は、27卒で2026年3月1日に採用情報が公開されES・適性検査の受付が始まり、面接を経て5月中心に内々定が出た。28卒も2027年3月にES・適性検査、4〜5月に面接・内々定となる見込み(27卒実績からの推定。28卒の募集要項は本調査時点で未掲載)。

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    プレエントリー・マイページ登録・説明会

    所要:本選考開始前〜

    2028年度新卒採用マイページに登録。27卒ではプレエントリー後にパンフレット送付、オンラインの会社説明会・座談会が案内された(公式フロー)。

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    エントリーシート提出(志望事業・職種を登録)

    所要:受付期間内(27卒は3月以降)

    国民生活事業・農林水産事業・中小企業事業のいずれか1つと、総合職/地域総合職を選んで登録する。27卒では「公庫及び志望事業を志望する理由」(300字以内)やガクチカが問われた。

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    適性検査

    所要:約1時間(性格検査含む)

    ESと同時期に受検。体験記ではSPI(テストセンター受検が多い、Web受検の報告もあり)が中心で、TG-WEBや玉手箱の報告も少数ある。言語・非言語・性格の構成。

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    リクルーター面談・人事面談

    所要:1〜複数回

    書類選考後、若手〜中堅職員とオンラインで30分〜1時間程度の面談が組まれる報告が多い。逆質問中心で選考要素は薄いとされるが、志望度や人柄は見られていると感じた人もいる。

  5. 5

    面接(一次・二次)

    所要:各15〜30分程度

    オンライン中心の個人面接。一次は人事部職員や若手〜中堅が相手で自己紹介・ガクチカ・志望動機、二次では転勤への考えや「なぜ民間銀行ではないのか」まで深掘りされる。

  6. 6

    最終面接・内々定

    所要:約30分

    本店などで対面。人事部長・支店長クラスや役員が面接官となり、志望動機の一貫性、キャリアプラン、公庫での貢献の仕方を確認される。27卒は5月中心に内々定が出たという集計がある。

注意点

  • ・冬の2Days Winter Workshop(対面)は、東京・神奈川・埼玉・千葉以外の大学の学生に交通費・宿泊費が支給される(公式)。2Daysは夏の1Dayに参加していない人が対象。
  • ・ワークショップは公式・参加者の体験記とも「採用選考とは関係ない」とされ、制度化された優遇は確認できない。参加後に座談会などへ案内された例はある。
  • ・総合職は全国転勤あり。地域総合職は本拠地(都道府県)を選び、原則ブロック内の勤務(2027年度募集要項)。
  • ・初任給は総合職254,000円、地域総合職228,600円(2027年度募集要項、令和8年4月予定)。
  • ・志望事業はエントリー時に1つ選ぶため、3事業の役割の違いを説明会・座談会で早めに理解しておく。

求める人物像(日本公庫「政策金融パーソン」6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)

公式メッセージ(共に創る日本の未来)、政策金融機関としての使命(民間の補完・セーフティネット・地域活性化・創業支援・事業再生)、選考体験記で繰り返し問われる観点(なぜ民間銀行でなく公庫か、転勤への考え、融資できない場面での対応、ガクチカの深掘り)を6つの因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、同公庫の公式な評価基準ではない。

  • 公共心・政策金融への使命感

    利益よりも、民間で支えきれない事業者や地域を支えることに意義を感じられる力。「なぜ銀行ではなく公庫か」への答えの核になる。

    高い人の特徴:社会や地域の課題を自分ごととして語れる、収益性だけでは測れない価値を説明できる
    注意ポイント:安定性や待遇だけが志望理由に見える、民間金融機関との違いを説明できない
  • 経営者に寄り添う傾聴力

    小規模事業者や創業者、農林漁業者の話を丁寧に聞き、相手の事情や想いを理解する力。国民生活事業を中心に、日々多くの経営者と直接向き合う。

    高い人の特徴:相手の立場や背景を先に聞き取ってから提案する、年齢や立場の違う人とも信頼関係を築ける
    注意ポイント:自分の考えを先に押しつけてしまう、相手の言葉の裏にある課題に気づけない
  • 事業性を見極める判断力

    決算書や事業計画、経営者の話から事業の実態と将来性を読み取り、融資の可否を筋道立てて判断する力。ワークショップの融資判断ワークでも問われる。

    高い人の特徴:数字と定性情報を組み合わせて結論を出せる、断る判断にも根拠を持って説明できる
    注意ポイント:印象や感情だけで判断してしまう、数字の裏付けを確認せずに結論を急ぐ
  • 誠実さ・責任感

    公的資金を扱う立場として、ルールを守り、約束したことを最後までやり遂げる力。面接でも人柄の誠実さを重視する傾向が報告されている。

    高い人の特徴:地道な作業も手を抜かずに正確にこなす、ミスを隠さず早めに共有して対処する
    注意ポイント:都合の悪い情報を後回しにする、細部の確認を他人任せにする
  • 環境適応力・タフさ

    全国転勤や危機時の繁忙など、環境の変化を前向きに受け止めて力を発揮する力。面接では転勤への考えを確認される報告が多い。

    高い人の特徴:新しい土地や組織でも早く人間関係を作れる、繁忙期でも優先順位をつけて冷静に動ける
    注意ポイント:勤務地や働き方の条件にこだわりすぎる、急な変化で気持ちが折れやすい
  • 主体性・巻き込み力

    自分から課題を見つけ、周囲や関係機関を巻き込んで解決に動く力。地域の金融機関や自治体と連携して事業者を支える場面で求められる。

    高い人の特徴:頼まれる前に自分から提案して動き出す、立場の違う関係者の協力を取りつけられる
    注意ポイント:指示されたことしかやらない、一人で抱え込み、周囲に相談できない

適性検査

本選考の適性検査はSPI(言語・非言語・性格)が中心。テストセンター受検の報告が多く、Web受検(自宅)の報告もある。ワンキャリア・就活会議・みん就・外資就活ドットコム(24卒レポート)で一致。一方で TG-WEB(言語・計数)の報告も25卒〜27卒の本選考・インターン選考で毎年あり(ワンキャリアの体験談一覧で年度ごとに確認、26卒本選考では国語・計数各20分程度の報告、26卒冬インターンの外資就活ドットコムのレポートでも TG-WEB)、「少数」ではなく一定の割合で出ている。TG-WEBは各20分程度という時間から従来型の可能性が高いとみて従来型の模擬テストを併記したが、新型の可能性もある。玉手箱の報告はごく少数。公式はES提出と同時期に「適性検査」を課すとだけ記載し、種類は非公表。28卒の形式は未公表のため推定、確度は中(SPIが主、TG-WEBにも備えるのが安全)。

情報源(21件、Tier付き)

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