本ページは、就活マスター編集部が公開情報をもとに作成した非公式の企業研究です。伊藤忠商事が作成・監修したものではなく、同社とは関係がありません。 選考内容・日程・条件は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず同社の公式採用サイトでご確認ください。 最終確認日 2026-09-29(28卒向け。公式情報が未公表の項目は前年度の実績や「推定」「編集部の整理」と表示しています)。 誤り・訂正・削除のご連絡はinfo@takumiza.comへ。
総合商社本社:東京都港区北青山(東京本社)/大阪市北区(大阪本社)28卒向け(最終確認 2026-09-29)

伊藤忠商事

ITOCHU Corporation

ひとりの商人、無数の使命

伊藤忠商事は1858年に初代伊藤忠兵衛が近江麻布の持ち下り商いを始めたことを起源とする総合商社。近江商人の経営哲学「三方よし」(売り手よし・買い手よし・世間よし)を企業理念に掲げ、企業行動指針は「ひとりの商人、無数の使命」。繊維・食料・住生活・情報・金融といった生活消費関連の「非資源分野」に強みを持つことが他商社との大きな違いで、ファミリーマートや伊藤忠テクノソリューションズなど事業会社の経営にも深く関与する。組織は繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8(消費者接点ビジネス)の8カンパニー制。2026年3月期(IFRS)の収益は約14.8兆円、当社株主に帰属する当期純利益は約9,003億円で過去最高を更新した(決算短信)。朝型勤務や「110運動」(飲み会は一次会のみ・22時まで)など働き方改革でも知られ、新卒採用は総合職(採用予定約120名)とビジネスエキスパート職(同約20名)の2職種。

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事業セグメント

  • 繊維カンパニー

    創業事業。ブランドの導入・ライセンス、アパレル・素材・産業資材のトレーディングと事業投資を展開する。

  • 機械カンパニー

    プラント・船舶・航空機・自動車・建設機械・医療機器などの取引と、インフラ・水・発電などの事業投資を担う。

  • 金属カンパニー

    鉄鉱石・石炭などの資源権益と、鉄鋼製品・非鉄金属・リサイクル関連のトレーディングを行う。

  • エネルギー・化学品カンパニー

    原油・LNG・電力などエネルギーと、化学品・合成樹脂・医薬品原料などのトレーディングと事業投資。

  • 食料カンパニー

    穀物・油脂・畜産物など原料調達から食品製造・卸・小売までのバリューチェーン全体を手がける。

  • 住生活カンパニー

    パルプ・紙・木材・建材・タイヤ・物流・不動産など、暮らしに関わる素材とサービスを扱う。

  • 情報・金融カンパニー

    ITサービス(伊藤忠テクノソリューションズ等)、通信・デジタル、リテール金融・保険などを展開する。

  • 第8カンパニー

    2019年新設。ファミリーマートなど消費者接点を持つ事業を起点に、カンパニー横断で新ビジネスを生み出す組織。

選考フロー

28卒(2028年3月卒)の想定スケジュール:インターンは27卒実績では冬(10月下旬ES締切→12月上旬1Day→1〜2月に+4Days)と春(2月上旬ES締切→2月末〜3月1Day→4月中旬+4Days)の2回。28卒向けにはリクナビに「【28卒向け】ITOCHU Internship」(対象=2028年7月までに卒業見込み、1Day→一次面接→二次面接・適性検査→+4Daysの流れ、開催月は2026年11月と表記)が掲載されているが、公式インターンページの日程は本調査時点(2026-09-29)で27卒向けのままで、28卒の各締切日は未公表。27卒と同じく2026年10月末前後のES締切、2026年12月〜2027年4月の開催が見込まれる(推定)。社員訪問は2028年卒向けに2026年9月から受付が始まっている(公式)。本選考は公式に「6月本選考」とされており、28卒は2027年3月前後にES・Webテスト、2027年6月に面接・内々定の見込み(27卒実績からの推定)。インターン参加者には早期の面談や選考案内があったという体験記も複数ある。

  1. 1

    マイページ登録・エントリーシート・履修履歴提出

    所要:締切まで(27卒インターンは10月下旬締切)

    2028年度新卒採用MY PAGEから応募。ESはガクチカ(特にチームで成果を上げた経験)を30字の要約と200〜300字の詳述に分けて書かせる形式が27卒で主流。インターン選考では履修履歴の提出も求められた(27卒実績)。

  2. 2

    適性検査(自宅受検)

    所要:約50分+性格検査

    27卒の体験記では自宅受検の玉手箱(計数=図表の読み取り、言語=論理的読解、英語)の報告が多い。結果の提出がSTEP2として設定される。

  3. 3

    PR動画・動画面接

    所要:1問あたり数分

    インターン選考ではSTEP3としてPR動画(3分以内)を提出。本選考でも録画形式の動画面接が組み込まれ、複数の設問に回答する(撮り直し回数に上限あり)という報告がある。

  4. 4

    面接(一次〜二次)

    所要:各20〜40分

    一次はオンラインで若手〜中堅社員1名と20〜30分、ガクチカを細部まで深掘りされる。二次は課長クラス2名程度で志望動機と論理の一貫性を確認される。インターン経由では二次面接と合わせてC-GAB(テストセンター)を受検した報告がある。

  5. 5

    最終面接

    所要:20〜30分

    本社で部長〜役員クラスと対面。志望カンパニー、入社後にやりたいこと、入社意思を確認される。インターン時のESを手元に置いて質問されたという報告もある。

  6. 6

    内々定・配属面談

    所要:—

    配属先は入社前後の配属面談で希望と適性を確認したうえで人事・総務部が決定する(募集要項)。

注意点

  • ・公式は「インターンに参加できなくても6月本選考に不利な影響は一切ない」と明記している(27卒インターンページ)。
  • ・Winter(第1・2回)とSpring(第3回)のインターンは併願不可(27卒実績)。
  • ・インターン1Day参加後に一次面接、二次面接・適性検査を経て+4Daysに進む段階選考。+4Daysは東京・対面・終日。
  • ・総合職とビジネスエキスパート職の併願は不可。海外大選考に応募済みの人も不可(2028年度募集要項)。
  • ・初任給は総合職で大卒36万円・院卒40万円、ビジネスエキスパート職は大卒・院卒とも265,834円(2028年度募集要項)。
  • ・公式FAQで、社員訪問の回数は選考に一切関係なく、リクルーター制度も実施していないと明記されている。

求める人物像(伊藤忠「商人」6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)

企業行動指針「ひとりの商人、無数の使命」と理念「三方よし」、採用ページのメッセージ(アオい情熱)、および選考体験記で繰り返し問われる観点(チームで成果を出した経験の深掘り、熱意と論理性、泥臭さ)を6つの因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、同社の公式な評価基準ではない。

  • やり切る執念

    高い目標や困難な状況でも、泥臭く粘り強く行動を重ねて結果まで持っていく力。「稼ぐ」ことへの執着を重んじる社風と直結する。

    高い人の特徴:壁にぶつかっても手段を変えて何度も試す、成果が出るまで自分で責任を持って追い続ける
    注意ポイント:難しい局面で早々に目標を下げてしまう、結果より頑張った過程だけを語ってしまう
  • 主体性・自分ゴト化

    与えられた役割にとどまらず、課題を自分の問題として捉えて自ら動き出す力。若手から裁量を持たせる環境で求められる。

    高い人の特徴:誰も手をつけていない課題に自分から着手する、失敗を恐れずに提案し、その結果を引き受ける
    注意ポイント:指示待ちで、組織の決定を他人事として語る、役割の範囲外は関係ないと線を引く
  • 巻き込み・チームで成果を出す力

    立場や考えの違う人を動かし、チームとして成果を上げる力。ES設問が「チームで取り組み成果を上げた経験」に集中していることからも重視度が高い。

    高い人の特徴:メンバーの動機を理解して役割を設計できる、対立や停滞を対話で解きほぐせる
    注意ポイント:自分一人で抱え込み、周囲を動かせない、チームの成果と自分の貢献の区別が曖昧
  • 論理性・一貫性

    経験・価値観・志望理由を筋の通った一本の話として説明し、深掘りされても崩れない力。30字要約から始まるESと細かい面接の深掘りで試される。

    高い人の特徴:結論から短く話し、根拠を具体的な事実で示せる、なぜそう判断したかを何段階でも説明できる
    注意ポイント:深掘りされるたびに話の前提が変わる、なぜ商社・なぜ伊藤忠が他社にも当てはまる内容になる
  • 相手起点・三方よしの視点

    取引相手・顧客・社会の三者にとっての価値を考え、信頼関係を築く力。生活消費分野に強い同社では、消費者の視点を持てるかも問われる。

    高い人の特徴:相手の利益や立場を先に考えて提案できる、誠実な行動で長期の信頼を積み上げられる
    注意ポイント:自分や自組織の都合だけで物事を進める、社会的な意義と事業としての採算を結びつけられない
  • 挑戦心・環境適応力

    国内外の異なる環境や未経験の業務に飛び込み、変化を楽しみながら適応する力。総合職は国内・海外全域への異動が前提となる。

    高い人の特徴:未知の環境でも早く人間関係を作れる、変化をチャンスと捉えて行動を切り替えられる
    注意ポイント:慣れた環境や方法から離れることを避ける、想定外の出来事で判断が止まる

適性検査

27卒の本選考・インターンとも、まず自宅受検の玉手箱(計数=図表の読み取り、言語=論理的読解、英語+性格)を受け、後段でC-GAB(テストセンター受検の玉手箱/GAB、同じく計数・言語・英語)を受けたという報告が外資就活ドットコム・ワンキャリア・就活会議で一致(言語32問15分・計数29問15分・英語の構成)。公式インターンページも1Day後の段階で「適性検査」を課すと明記。英語科目があるのが特徴。古い年度(18卒頃)はテストセンターSPIの記録もあり、年度によって形式が変わる可能性がある。28卒の形式は未公表のため推定、確度は中。 28卒向けの筆記試験対策記事(2026年8月・27卒情報ベース)もC-GAB(性格・計数・言語・英語)を中心とし、GABとは別の性格検査があると整理しており、テストの系統は変わっていない。

情報源(22件、Tier付き)

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