本ページは、就活マスター編集部が公開情報をもとに作成した非公式の企業研究です。日本銀行が作成・監修したものではなく、同社とは関係がありません。 選考内容・日程・条件は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず同社の公式採用サイトでご確認ください。 最終確認日 2026-09-29(28卒向け。公式情報が未公表の項目は前年度の実績や「推定」「編集部の整理」と表示しています)。 誤り・訂正・削除のご連絡はinfo@takumiza.comへ。
中央銀行本社:東京都中央区日本橋本石町(本店)28卒向け(最終確認 2026-09-29)

日本銀行

Bank of Japan

物価の安定と金融システムの安定を通じて、国民経済の健全な発展に貢献する

日本銀行は日本の中央銀行で、日本銀行法に基づく認可法人。「物価の安定」と「金融システムの安定」を目的に、金融政策の運営、銀行券の発行と管理、金融機関への考査・モニタリング、資金決済システムの運営、国の資金である国庫金の取り扱い、国際金融協力などを担う。株式会社ではなく利益追求を目的としないが、国債などの資産から得た収益から経費を差し引いた剰余金の大半を国庫に納める。第141回事業年度(令和7年度)の経常収益は5兆7,713億円、当期剰余金は1兆9,263億円で、1兆8,300億円を国庫納付した(公表決算)。本店のほか全国に支店・事務所があり、総合職は本店と支店の双方を経験しながら政策・調査・考査・決済など幅広い業務を担う。新卒採用は2027年度入行まで総合職・特定職・一般職のコース制だが、28卒にあたる2028年度入行者からは、現行の総合職・特定職・一般職を再編した「総合コース」「特定コース」の2コースで採用する(公式)。コース別の採用予定数や初任給などの募集要項は本調査時点で未公表。

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事業セグメント

  • 金融政策

    政策委員会の金融政策決定会合で方針を決め、短期金利の誘導や国債買入れなどのオペレーションで物価の安定を図る。景気・物価の調査分析が土台になる。

  • 金融システムの安定(考査・モニタリング)

    取引先金融機関への考査や日常のモニタリングで経営の健全性を点検し、必要時には最後の貸し手として資金を供給する。

  • 発券・決済

    日本銀行券の発行・流通・管理と、日銀ネットなど資金・国債決済システムの運営で、お金の流れの安全と効率を支える。

  • 国庫・国債業務

    政府の預金口座を管理し、税金の受け入れや年金・公共事業費の支払い、国債の発行・償還事務などを担う。

  • 調査・統計・国際業務

    経済・金融の調査研究、各種統計の作成・公表、海外中央銀行や国際機関との協力、外国為替市場介入の事務などを行う。

選考フロー

28卒(2028年3月卒・2028年度入行)のスケジュール:公式に28卒向けとして、総合コース向けインターンシップと特定コース向けオープン・カンパニーの募集が2026年7月27日に始まった。総合コース向けインターンシップは本店(東京)で対面開催、金融政策関連コース(2027年2月15〜18日+3月5日)と中央銀行制度コース(2月22日・24〜26日+3月5日)の各5日間で、各50名程度。応募はマイページから(一次締切9月15日正午、二次締切10月15日正午)、書類選考のあと面接を行う予定。特定コース向けオープン・カンパニーは2026年9月1日〜11月25日に業務分野ごと(金融・実体経済、業務企画・運営、統計・情報技術、国際関係、総務(コーポレート)、庶務、支店業務など)に各2回程度開かれ、国際関係(3)のみ本店対面(先着35名)で他はオンライン・定員なし、選考はない。これに先立ち2026年6月からは総合・特定コース向けの説明会と、特定コース(システムエンジニア)向けオープン・カンパニーも募集された。本選考は27卒で3月にES提出、3〜4月に面接が集中し、3〜4月に内々定。26卒では5月上旬〜中旬に四次・最終面接という報告もある。6月には夏募集(2026年6月11日ES受付開始)もあった。28卒も2027年3月前後のES受付・3〜5月の面接が見込まれる(27卒実績からの推定。28卒の本選考募集要項・コース別の採用数・初任給は本調査時点で未公表)。

  1. 1

    マイページ登録・説明会

    所要:随時

    28卒マイページに登録して選考情報を受け取る。説明会への参加は任意(公式フロー)。OB・OG訪問は選考に関係しないと公式Q&Aで明記。

  2. 2

    エントリーシート提出(コースを1つ選択)

    所要:受付期間内(27卒は3月中心、夏募集は6月)

    希望コースを1つだけ決めてマイページからESを提出(併願不可)。体験記では志望理由(経験を踏まえて・400字以内)と学生時代に打ち込んだことの2問が中心。応募者多数の場合はES審査で面接対象を絞る。

  3. 3

    面接(複数回・原則1対1)

    所要:1回30分〜2時間程度、2〜4週間で進行

    現場の行員、人事担当、支店長級などと1対1の面接を3〜4回程度。1回あたり30分〜2時間超と長いことがあり、ESの深掘りに加えて学業や経済事象についての議論、長めの逆質問が行われる。

  4. 4

    適性検査(性格検査)

    所要:約20分

    面接の途中段階で自宅受検の性格検査(TAL)を受けた報告が多い。能力検査の報告は少ない。公式は「選考過程で適性検査を受検していただくことがある」と記載。

  5. 5

    最終面接・内々定

    所要:約40分〜

    人事の責任者クラスとの面接で志望度を最終確認。27卒は3〜4月に内々定が出たという集計がある。

注意点

  • ・コースの併願はできない。ESの段階で1コースに絞る必要がある(公式Q&A)。
  • ・OB・OG訪問は選考に関係しないと公式に明記されている。
  • ・学部不問。理系出身者はデータ分析・システム開発・調査研究などで活躍しているとされる(公式Q&A)。
  • ・インターン参加による制度化された優遇は公表されていない。参加が本選考で有利になったという明確な報告も少ない(推定)。
  • ・初任給(2027年度見込み)は大学卒の総合職302,000円、大学院卒の総合職318,000円。2028年度入行のコース別初任給は未公表。
  • ・2028年度入行からの特定コースは、金融・実体経済/業務企画・運営/統計・情報技術/国際関係/SE/総務(コーポレート)/庶務/支店業務の8分野から従事する業務分野を選ぶ(複数選択・変更も可)。勤務地は本拠店のみ、または本拠店に加えて勤務し得る店舗を全国から選べる(2026年6月1日公表の人事制度見直しの概要)。
  • ・2028年度からは定例給与を両コースの資格や勤務地の範囲に応じて支給し、本拠店以外へ転居を伴う転勤をした職員には転勤手当を支給する(同上)。コース別の初任給額は未公表。

求める人物像(日本銀行「中央銀行員」6因子。編集部の整理で、公式の評価基準ではありません)

公式Q&Aで示された人物像(公共心・課題解決力・幅広い知的好奇心とバランス感覚)と面接の方針(学業・学業以外の議論で適性を多面的に確認)、選考体験記で繰り返し問われる観点(なぜ民間金融でなく日銀か、経済事象の議論、周囲からの評価・失敗経験)を6つの因子に整理したもの。就活マスター編集部による再構成で、日本銀行の公式な評価基準ではない。

  • 公共心

    特定の顧客や自組織の利益ではなく、国民経済全体のために働くことに意義を感じる力。「なぜ民間でなく日銀か」の答えの核になる。

    高い人の特徴:社会全体への影響を考えて判断できる、目立たない仕事にも社会的な意味を見いだせる
    注意ポイント:安定性や知名度が主な志望理由に見える、個人の成果や報酬への関心が強く出すぎる
  • 幅広い知的好奇心

    経済・金融に限らず、さまざまな分野の事象に関心を持ち、自分で調べ考え続ける力。面接で学業や時事について議論される場面で表れる。

    高い人の特徴:気になったことを一次情報まで調べる、専門外の話題にも自分なりの見方を持てる
    注意ポイント:関心の範囲が狭く、議論が広がらない、知識を暗記しているだけで自分の考えがない
  • 論理的思考・議論する力

    問いに対して筋道を立てて考え、相手と建設的に議論を深める力。1対1で長時間続く面接の中で、学業や経済事象について掘り下げられる。

    高い人の特徴:前提と結論を分けて説明できる、反論を受けても感情的にならず考えを更新できる
    注意ポイント:深掘りされると根拠が示せない、相手の意見を聞かずに自説を繰り返す
  • バランス感覚

    物事を一面的に捉えず、複数の立場やリスクを比べて妥当な結論を導く力。政策判断や考査では、影響を受ける多様な主体を想定する必要がある。

    高い人の特徴:メリットとデメリットの両方を挙げて判断できる、極端な意見に流されず、根拠に基づいて考える
    注意ポイント:自分の立場からしか物事を見られない、白黒をつけることを急いでしまう
  • 課題解決力・やり遂げる力

    課題の本質を見極め、周囲と協力しながら粘り強く解決まで持っていく力。ESの「打ち込んだこと」や面接の失敗経験の質問で確認される。

    高い人の特徴:問題の原因を分解して打ち手を考えられる、うまくいかないときも工夫を重ねて続けられる
    注意ポイント:困難に直面するとすぐに方針を変えてしまう、結果より過程の説明に終始する
  • 誠実さ・信頼される人柄

    高い倫理観を持ち、周囲から信頼される振る舞いができる力。長時間の面接では人柄や周囲からの評価も丁寧に確認される。

    高い人の特徴:周囲から安心して任せられる存在だと言われる、自分の弱みや失敗を率直に語れる
    注意ポイント:自分をよく見せようとして話を盛ってしまう、約束や締切を軽く扱う

適性検査

総合職の本選考では、面接の途中段階で自宅受検の性格検査(TAL、約20分)を受けたという報告が最も多い(ワンキャリア25卒体験談・外資就活ドットコム25卒・26卒レポートで一致。26卒レポートでは「TALの性格検査のみ」と明記)。TALは性格・適性をみる検査で、共通の能力検査(SPI・玉手箱等)の模擬テストには対応しないため webtest_refs は空とした。ただし、一部のコースや年度で言語・非言語の能力検査(SPI形式の報告)やTG-WEB(一般職)、玉手箱(27卒総合職で1件)を受けたという報告もあり、公式も「選考過程で適性検査を受検していただくことがある」とのみ記載している。28卒はコース再編があり形式が変わる可能性がある。確度は中〜低。念のためSPIまたは玉手箱の基礎対策をしておくと安全(推定)。

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